営業と研究開発の
タッグで
世の中に
変革を起こす。

Y.Y
営業本部 粧材部 大阪粧材課
2011年新卒入社

営業と研究開発のタッグを組めることが、阪本薬品工業の強み。世の中に変革を起こす鍵は、お客様との何気ない会話の中に隠されているのです。

pic

市場のニーズにマッチした、
理想の製品を完成させる。

当社はグリセリンの専業メーカーです。グリセリンだけでなく、グリセリンからはじまるポリグリセリンやポリグリセリン脂肪酸エステルなど様々な機能性原料を開発しています。
その中で私は、営業本部の粧材部で化粧品関連の技術営業を担当しています。大手の化粧品会社から小口のOEM会社まで、様々な取引先の技術担当者に自社原料の特長や機能を紹介し、採用に繋げる業務です。当社の原料や技術を用いることで、市場のニーズにマッチした化粧品づくりのお役に立ち、担当者様に喜んでもらえること。また、世の中にプラスの影響を与えられることにとてもやりがいを感じています。
また、数年前からRSPOというパーム油の生産における環境問題や労働問題を解決し、持続可能なパーム油の生産・利用を目指す国際的な認証制度の社内責任者として、他部署や国内外の関連工場とコミュニケーションを取りながら社内の取りまとめを行う業務も兼任しています。

pic

必要なのは、化粧品の専門家とわたり合える知識。

学生時代は大学院まで有機化学の研究をしていました。当社に興味を持ったきっかけは、学生時代の知識を活かせるのではと思ったからです。とは言え、入社1〜2年の頃は上司や先輩方、そして取引先の方たちとの圧倒的な知識量の差に苦しい思いをすることもありました。粧材部の営業はほとんどの場合、取引先の技術担当者様と面談を行います。化粧品を日頃から開発している方たちからの質問や要望に応えるためには幅広い知識が必要です。また、担当者様との面談や研究所など社内の関連部署と議論をするためには知識だけでなく的確に対応するコミュニケーション能力も必要になります。入社してからは、社内はもちろん取引先の技術担当者様からたくさんのことを教えていただきました。

変革は、
何気ないひとことから。

原料会社は世の中に変革を起こす可能性を秘めています。例えば、グリセリンの二量体であるジグリセリン。粘度が高く、保湿力に長けた原料ですが、一方でベタつくといったイメージも強くありました。このジグリセリンをもっと拡販できる方法はないかと考えていたときのことです。取引先の方が「化粧品にジグリセリンを少しだけ入れたらベタつきが抑えられた」とおっしゃっていたのを耳にしました。そのような機能はいままで聞いたことがなかったため、社内では「まさかそんなことは」と流されかけていました。しかし、ものは試しと若手の営業と研究開発5〜6名でドラッグストアに並んでいる化粧水を買い込み、配合原料や使用感を調べていきました。すると、ジグリセリンが少しだけ配合されている、さっぱりタイプの化粧水が見つかったのです。その後、実際に詳細なデータを取ったところ、「少量のジグリセリンを配合することでベタつきを抑えることができる」ことが分かりました。このことを積極的にアピールすると、たくさんの取引先から驚きと採用したいとの声をいただきました。新たな使い道の発見により、マーケットの拡大に成功することができたのです。

pic

ふたつの視点が合わさることで、新しい物事が見つかる。

ジグリセリンの話のように、新たな発見の鍵はお客様の声の中に隠れていることが多くあります。その鍵を見つけることも営業の大切な役目です。当社では月に一回、営業と研究開発がざっくばらんに話しながら情報を交換し合う場を設けています。営業が市場ではどんなものが求められているのか、求められている化粧品をつくるためにどんな課題があるのかといった情報を収集し、研究開発がそれらをテーマに新たな開発を行い、再び営業が取引先に提案する。開発は営業だけではもちろん、研究開発だけで成し遂げることはできません。それぞれの視点を合わせることで、初めて新しい物事を見いだすことができるのです。これからも、営業と研究開発がタッグを組み、世の中に変革を起こすような発見をしていきたいと思います。データではまだわかっていない可能性が眠っている。だからこそ化粧品は、原料は、面白いのです。

pic

語れるものは
あるか。

営業と研究開発の
タッグで世の中に
変革を起こす。

Y.Y
営業本部
粧材部 大阪粧材課
2011年新卒入社

INTERVIEWインタビュー

VIEW MORE

RECRUITRECRUIT